東南アジアの中でも穏やかな雰囲気と豊かな自然、そして深い歴史を感じられる国「ラオス」。都会の喧騒から離れて、のんびりとした時間を楽しむのに最適な場所です。この記事では、初めてラオスを訪れる方にもぴったりなおすすめの観光スポットを5つご紹介します。
ルアンパバーン
ユネスコ世界遺産に登録されているラオスの古都、ルアンパバーン。フランス植民地時代の建築と仏教文化が見事に融合した街並みは、歩くだけでタイムスリップしたような気分になります。朝早くには僧侶たちの托鉢（たくはつ）を見ることができ、現地の人々との交流や仏教文化への理解を深める貴重な体験となるでしょう。メコン川沿いでのサンセットクルーズもおすすめです。
クアンシーの滝
ルアンパバーンから車で約1時間の場所に位置するクアンシーの滝は、エメラルドグリーンの水が美しい多段滝。まるで絵画のような景色が広がり、訪れる人々を魅了します。滝壺で泳ぐこともできるので、暑い日にはぴったりのスポット。周辺には散策路や展望スポットもあり、自然を存分に楽しめます。
ワット・シェントーン
ラオス国内で最も美しい寺院と称されるワット・シェントーンは、ルアンパバーンの中心部に位置しています。豪華な金箔装飾と細やかな彫刻が施された本堂は圧巻の一言。夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれるので、日中とは違った美しさを堪能できます。仏教やアートに興味がある方におすすめのスポットです。
ヴァンヴィエン
ラオス屈指のアウトドアアクティビティの聖地、ヴァンヴィエンは自然好きな方にぴったりの場所です。石灰岩の山々に囲まれたエリアでは、カヤックやチュービング、ハイキングなど多彩なアクティビティを楽しめます。また、「ブルーラグーン」と呼ばれる澄んだ水の天然プールは、リフレッシュするのに最適です。夜は地元のレストランでラオス料理を堪能しながら、満天の星空を眺めるのも素敵なひとときです。
パクセーとボロベン高原
ラオス南部の都市パクセーは、ボロベン高原への玄関口として知られています。このエリアは豊かなコーヒープランテーションと滝が点在し、のどかな風景が広がります。特にタット・ファン滝は高さ120メートルを誇り、その迫力ある姿は圧巻です。また、現地のコーヒー農園を訪ねて香り高いラオスコーヒーを味わうのも旅の醍醐味です。
おわりに
ラオスは、観光地として派手さはないものの、訪れる人々に穏やかで心温まる体験を提供してくれる国です。豊かな自然と文化、そして優しい人々との触れ合いを通じて、日常の喧騒から離れた癒しの時間を過ごしてみませんか？ぜひ次の旅行先にラオスを検討してみてください！
